大汝牟遅神社、千本楠(御朱印)
大型で非常に強い台風が過ぎ去って二日かそこら、あちこちのガラスに養生テープが貼られていました。
境内は木片などもなくきれいでしたが朝の土砂降りのせいもあってか広い範囲が水浸しでした。
あちこちに残る台風の爪痕…
子宝にご利益のある神社で、それに関連したものが多くありました。
境内の中央の左右、拝殿の左右には男女別のご神木や重軽石。
二本の木がくっついた連理の賢木、石の子望神様などなど。
御朱印も二種類、金に黒縁のものと黒に金縁のものがありました。
子宝祈願の際に男女で一枚づつという方が多いそうです。
子宝に加えて商売繁盛のほうもあるそうで、境内の至る所に奉納された宝山(吹上町にある焼酎蔵、西酒造の主力焼酎)に納得しました。
西酒造の…ホーム的な…守り神的な…そういう…神社のようです!
「菩提寺」にあたるような言葉って神社にもあるんでしょうか…氏神とか産土神とか近い気がしますが少し違う気も…
境内には大きなご神木もあります。樹齢千年以上の楠です。
参道の途中には千本楠もあり、森深い雰囲気から精霊の守り人やCMのロケ地としてよく使われているそうです。
非常に古い楠ですがどれも生命力強く、特に階段の両側にある株はのびた根同士がくっついて、どっちの根だか分からなくなっていました。
連理の枝ならぬ連理の根…根っこでつながりながら、それぞれにたくましく伸びていく姿はわりかしエモいと思うのでもっと宣伝していっていいと思いました。
つながった部分とは違う部分では根の勢いが石の階段を突き破って石が割れて斜めになってました。生命力の塊です。つよい。