おでかけ記録

鹿児島おでかけ記録

維新ふるさと館

ゴールデンウイーク明けの本日、維新ふるさと館に行ってきました。

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昨日までの連休を頑張ったため本日はおやすみの施設が多い中、ここは年中無休!

鹿児島市の歴史系の施設で一番人気&一番力を入れているだけあります。

この「一番」というのは私の主観です!

 

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連休明けの平日でしたがお客さんは多く、外国(雰囲気的に中国?)の団体客もいました。

 

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大河ドラマに合わせた展示も多数あります。

西郷さんや大久保さんっぽい服を着て記念撮影ができます!

 

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この服は大河ドラマ西郷どん以前からあったやつだと思うんですが、もしかしたらリニューアルされているかも?

大河ドラマ篤姫よりも前、十年くらい前でしょうか…来た時もあったので…

もしかして、ずっと同じ…?

当時は翔ぶが如くコーナーが多かったのですが、翔ぶが如くコーナーはほとんどなく、篤姫西郷どんが占めています。

 

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このコーナーは篤姫放映当時にドルフィンポートに特設されていた篤姫館で使われていたものだと思います。

篤姫の時は視聴率も人気も高く観光客も多かったように思います。

西郷どんも…悪くはなかったと思います…私は完走できませんでしたけど…

 

昔からある展示に加えて多数追加されているので、けっこう盛りだくさんです。

ボタンを押して音声や映像が流れるタイプの展示が新旧あわせて非常に多く、全部聞いていたら相当な時間になってしまいそうです。

 

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お子様が体を動かして楽しめる展示も多くあります。上は大きなボタンを押して力を競うもの。

他にボタンを押してトントン相撲をするのとか、足元の大きな画面に出てくる魚を踏んでつかまえるのとか、いろいろありました。

 

あとは館内外に顔だしパネルが多数あります。多すぎます。

色んな観光地にあったものが集合している気がします。確信はありませんが絶対そうだと思います。施設規模に対して顔出しパネル多すぎます。

 

地下にはシアターがあり「維新への道」「薩摩スチューデント、西へ」の二種類が定期的に放映されています。どちらも20分程度です。

せっかくなので両方鑑賞しました。シアター内は撮影禁止なので写真は無しです。

 

「維新への道」は10年以上前からあるもので、映像に加えて等身大くらいの人形が地面から生えてくる仕様です。座席の間とか、いたるところから偉人が生えてきます。

かなり西郷さんサイドに偏ったつくりなので気に障る方もいるかもなあという印象です…笑

最近は「井伊大老も立場なりに頑張ってたんだよ」という風潮がありますが完全に悪役扱いだったり、私学校幹部が好戦的なヤバイ奴扱いだったり、そんなかんじです。

 

「薩摩スチューデント、西へ」は最近作られたものなので比較的いろんな方面に配慮された感がありました。

おおまかにいうと若者が未来のために孤独や攘夷思想を越えて頑張るという普遍的なテーマです。他県、他国の方にも見やすいかと思います。

というか配慮が露骨でちょっと面白かったです。

香港のガス灯すごい!インドネシア発展してる!たくさんの土地を支配してるイギリスの技術はすごいねえ!

そして、アデンでは現地民が蔑まれているの目の当たりに。植民地支配の怖さを知る…という流れだったのですが…

植民地支配についての思いを得るのはどの地でもあったものと思います…高杉晋作は上海で「植民地ヤバイ何とか回避したい」と思ったわけですし。

そこで私は隣に席に座っている、たくさんのアジア圏の旅行者たちに思いを馳せるわけです。

観光で来た人が、過去とはいえ地元のことを「こうはなりたくない」というニュアンスで描かれているのを見たらきっと気分が悪いでしょう。

観光客が少ないであろうアデンが被害者に選ばれたんだろうなあと思いました。

ちなみに薩摩スチューデント、残念ながら映像と音声のみで人形は生えません。

 

土産物コーナーも充実しています。

ゆるキャラみたいなかわいい絵柄の西郷隆盛大久保利通が「たか&とし」とか書かれていてギリギリアウトだと思いました。

確かにタカトシだけど!そうだけど!

 

お値段の割には非常に楽しめると思うんですが単に私が幕末明治推しだからってだけかもしれません。

日本史の推しは桐野利秋伊藤博文です。統一性が無い。