かごしま近代文学館
かごしま近代文学館に行ってきました!
かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館 | 子どもから大人まで 文学の世界にあそぶ
近代文学館の館内は撮影禁止なので館内の写真は無しです。
文学館には鹿児島ゆかりの作家についての紹介や生原稿、メモなどが展示されています。
一階では歴史小説を数多く執筆された海音寺潮五郎先生、動物ものの児童文学を数多く執筆され教科書でも馴染み深い椋鳩十先生、あとなんか有名な林芙美子先生、そして梅崎春生先生、島尾敏雄先生について紹介されています。
島尾敏雄先生のことは存じ上げておりませんで、夫の不倫がばれたため妻が精神的に病んでしまって家庭が崩壊するという小説を書かれたそうなんですが…
どうやら自伝的な私小説のようで、何というか…素直に尊敬できない…
小説家とか芸術家ってこういう…作品はともかく本人とは関わりたくないなって人が多いですよね…
海音寺先生の時代小説は昔読んだと思うのですが記憶力が無いのでどれだったか思い出せません。記憶力が無い。思い出すためにも何か読んでみようと思いました。
歴史小説って大雑把にいうと同じ歴史をそれぞれの解釈で演出しているので露骨に贔屓とか思想とかがあらわれて読み比べると楽しいです。
椋鳩十先生は教科書にも載っていましたが物語の舞台やモデルが鹿児島とは思わず、この話はこのあたりを取材したネタで書かれたよという地図を見て感慨深かったです。
大造じいさんとガンは何となく東北あたりの話かと思っていました。普通に「栗野岳」って書いてるみたいですね。マジか。私は…何も見えていなかった…
まあ南薩の民から見れば栗野は東&北なので印象としては同じですね。同じじゃない。すみません。
二階には鹿児島ゆかりの作家22名の紹介と林芙美子コーナーがあります。
圧倒的林芙美子推し。
ひととおり見て回ったら施設内にあるカフェ「潮音館」で少し休憩。
カフェの名前は海音寺潮五郎先生にちなんででしょうか?
とくに関連は無く偶然?
期間限定メニューがあるとすぐ試してみたくなるので、
ごろっと果実の食べるソーダ白桃!
そして甘いの大好きなのでベリーサンデー!
果実のごろごろ入った桃シロップと甘くないソーダを混ぜて飲みます。
この…見た感じはそんなでもない割に炭酸の強いかんじ…ウィルキンソンでしょうか…
おいしいです!しかし私が!お子様舌なので!強い炭酸。舌痛い。
潮音館は常に何らかのイベントメニューがあり、何度か通っても新メニューがあるので楽しいです。
去年の夏に水木しげる展があった時のひとつ目小僧ソーダ。
目にも舌にも楽しめるカフェメニュー!
近代文学館はメルヘン館と併設というか同じ建物の中で左右に分かれているかんじです。
次回は土日祝日にはお子様の溢れるメルヘン館について。