耶馬溪、一目八景
大分の耶馬溪、一目八景に行きました! …先週。
やばけい、ひとめはっけい。と読みます。
私は最初読めませんでした。やまけい?いちめはちけい?といった体たらく。
写真の雰囲気から察して頂けるかと思いますが、けっこう山の中です。
耶馬溪はこのあたり一帯の地名で、特に景観の美しいあたりに作られた展望台から一目で四方八方の八景を見ることができるということで一目八景。
紅葉きれい。岩の中に木々が生えてて中国の奥地みたいでかっこいい。でも。人が。人が多い。車も多い。
紅葉人人人車人車人人犬人車人岩人人車ってかんじの印象です。
確かに風景はきれいなんですが。人が。人が多い。
紅葉シーズン真っ盛りとはいえ平日なのに。こんな山の中なのに。
GOTOですか。みんなGOTOトラベっているんですか。
伊作峠くらいの片側一車線道路の、白線があるだけの歩道をぞろぞろと歩く人、人、観光客っぽい車、人、普通に山道を抜けるために通ってるっぽいトラック、人、人、人、ときどき犬。
せめて川辺峠くらいのスムーズさがあれば…(※山道の広さ、走りやすさの感じ方には個人差があります)
観光客以外の車通りは確かに有りますが多くはなく、恐らくオフシーズンの車通りは知覧峠レベルなのではないかと勝手に推測しています。
そんなところに一年のうち半月かそこらの間だけ人と車がひしめき合うとなったら、まあ、こうなりますよね……
せめて高峠レベルであったならば…せめて…
比較対象が鹿児島県の峠なので鹿児島県民にしか通じないやつで申し訳なく思いますが、このブログを読んでる方は大半が鹿児島県民かと思いますので、まあいいや。
見上げた紅葉はきれいです。橋から見下ろした渓谷もきれいです。隣を歩く人や車を気にしなければ。
人のひしめき合うあたりを避けて歩道をひたすら遠くまで歩き続ける人や、渓谷のほうに降りて人の少ない辺りを散策する人も多かったです。
私は心が折れました。同行者(合計七名)も、たぶん全員の心が折れていました。滞在30分程度で撤退です。
本当は公園の方も見に行くつもりでしたが尻尾を巻いて逃げました。
田舎者なので…ガチ自然にばかり触れ合ってきたので…観光地化された自然に…私は慣れていない…