いおワールド
「沈黙の海」が一瞬バズったりバズらなかったりした「いおワールドかごしま水族館」に行ってきました!
いおワールドかごしま水族館 | ジンベエザメやサツマハオリムシなど錦江湾から南西諸島の生き物500種3万点を展示する鹿児島市の水族館、いおワールド。
順路でいうと限りなく最後に近い場所に在るんですが、ガン無視して、とりあえず沈黙の海を出しときますね!
環境破壊が続くと生き物の存在しない青いだけの何もない沈黙の海になってしまうかもしれない…というメッセージの込められた何も入っていない水槽です。
泡だけが不規則にぽこぽこと動く群青。自然を大事に!
順路の最初はエスカレーターです。
海の中を進むような照明のトンネルを抜けると、水族館で一番大きな「黒潮大水槽」です。かなり大きい!
現在展示されているジンベイザメは九代目。
かごしま水族館のジンベイザメは近隣の海域で漁にひっかかった個体を展示して大きくなったら海に返す方式で、名前はすべてユウユウです。
去年の夏に八代目を見たんですがかなり大きく、これはもはや放流サイズなのでは??と思っていたんですが、やっぱり展示は二か月だけで海へと帰っていったようです。
九代目ユウユウはまだそこまで大きくないので、しばらくは展示されると思います。
タイミングによってはジンベイザメのいない場合もありますが、やはり大きな水槽に大きなユウユウが泳いでいるのは見栄えがしていいです。
南国かごしまということもあってか、熱帯、亜熱帯の海の展示が多いです。
特別展示は「海中レストランへようこそ」ということで魚たちの食べ物についてです。
タコの水槽にはカニのおもちゃの載った皿、小魚の水槽には海藻の載った皿、といったかんじです。
私は捕食萌えはないのですが、そういう属性の方には楽しいと思います。
あらゆる観光地は元号ネタを仕込まなくてはならないという法律でもあるんでしょうか…
令和に絡めた展示です!よく思いついたなあ…
タガメやメダカやカメもいます。
タガメは非常に希少で、このタガメたちも元々どこで捕まえられたかは公表されていないそうです。公表すると密漁されてしまうからだとか。
そんな大事なタガメさん、ちっこいドジョウさんやエビさんと一緒に暮らしています。
ドジョウさんはタガメさんのエサだそうです。見てる間にも、ちょくちょくつつかれて逃げ回ってました。
食い散らかしたカスをお掃除するのがエビさんだそうです。食物連鎖…
タッチングコーナーもあります。
やわらかいナマコ、とげとげのウニ、ヒトデをひっくり返しては戻し、ひっくり返しては戻す作業。
ウニのトゲは刺さらないようにカットされてた気がします。
黒いウニも触ってみたんですが(写真のウニは黒くないやつ)あの黒いウニってもっと鋭くて普通に刺さる気がするので。
イルカの時間、アザラシの時間、青空イルカウォッチングはまた明日…